特長ADVANTAGES
-
維持管理費の低減が可能
-
濃度変動対応制御で安定的な運転を実現
-
オーバーホール、消耗品交換は現地実施
-
節水・省電力
-
低騒音・低振動
-
簡単操作・簡単メンテナンス
-
優れた拡張性
納入後でも濾過体の増設が可能
濃度変動対応制御で安定的な運転を実現
混合生汚泥の処理では汚泥濃度や繊維状物などの汚泥性状や季節的汚泥性状の変動が大きく、供給汚泥量・薬液使用量など、汚泥脱水機の運転調整が難しい場合があります。
MWシリーズでは、汚泥脱水機への供給汚泥濃度が変動(TS 2.5~3.8%)しても、濾過体への投入固形物量が一定となるよう凝集混和タンク内の水位変動をレベルセンサで検知し投入汚泥量を自動調整しています。これにより、濃度変動しても、都度、運転設定を変更することなく含水率、濾過速度を一定とする運転を行うことができます。
ライフサイクルコストの低減が可能
汚水処理規模にかかわらず、あらゆる下水処理施設でライフサイクルコストの低減が可能です。
オーバーホール・消耗部品の交換は現地にて短期間で実施
脱水性能の維持と汚泥脱水機自体を長くご利用いただくために、運転時間に応じて定期的に濾過部を構成する消耗部品を交換する必要があります。濾過部は独立構造になっているため、消耗部品交換の際にも工場に持ち帰ることなく、現地で容易に交換が可能です。作業は短期間で済むため、汚泥脱水機を停止させる時間を短縮することができます。
処理プロセスPROCESS FLOW
-
01
濃縮機付き凝集混和タンク
注入した高分子凝集剤と汚泥を撹拌混合し、ヴァルート™に適したフロックを形成します。次いで、タンク内の濃縮機により汚泥を瞬時に濃縮します。 -
02
無機凝集剤後添加タンク
濃縮した汚泥に無機凝集剤を添加して撹拌混合します。 -
03
シリンダーユニット
汚泥は、前段の濃縮部で更に濃縮され、後段の脱水部で内圧を高めて脱水します。 -
04
脱水ケーキ排出口
背圧板によって出口側から更に圧力が加わり、含水率71~73%前後の脱水ケーキを排出します。
導入事例/お客様の声CASE STUDIES / TESTIMONIALS
RENTAL
製品導入までの流れFLOW FOR PRODUCT INSTALLATION
まずはお気軽にご相談ください。処理方式、汚泥量、運転時間など諸条件をお伺いし、お客様の汚泥やお悩みごとに合った最適な機種を選定いたします。サンプルテストでは、薬品添加量、脱水ケーキの推定含水率などをシミュレーションいたします。ご要望により、実機を用いてお客様の排水処理施設でテストを行うことも可能です(有料)。仕様や付帯設備などの決定後、製造いたします。お客様の排水処理施設で当社営業マンまたはサービスエンジニアが運転調整を行い、操作方法などをご確認いただいてからお引渡しとなります。